平野公認会計士・税理士事務所は、医科/歯科医院の譲渡などのM&Aをトータルサポートしています。
ここ最近一般企業におけるM&Aはニュースをにぎわしており、珍しくはありませんが、医療業界においてもM&Aが活発に行われるようになってまいりました。
背景として、後継者に悩む医院や事業を急激に事業拡大し統合したい医院などがM&Aを実施している事情があるからです。
しかし、医療事業は認可事業であり、行政手続き上の煩雑さや事業の特異性から特殊なスキームでのM&Aが行われることが多くなっているため、業界の特殊性を知った上でM&Aを実施しなければなりません。
医療法人の譲渡の流れ
医療関係者のM&Aはケースにより様々なスキームを立てるのですが、例えば、医療法人の譲渡というスキームを使うことが多く、下記のような手続きを経て売り手から買い手に経営権が譲渡されていくことになります。
1、希望金額・時期・地域などに応じたマッチング
2、秘密保持契約書締結
4、双方の理事長及びM&A担当者の面談
5、基本合意書締結
6、デューディリジェンス(公認会計士等の専門家が事業価値を査定)
7、譲渡条件の最終調整後
8、経営権の譲渡契約書の締結
9、譲渡医療法人の社員総会及び理事会での社員の入退社、役員変更の決議
10、譲渡金額の支払い
11、譲渡資産の名義変更
12、監督官庁に役員変更届の提出
13、理事長の変更登記と監督官庁への登記完了届の提出